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							● 弟・穂高のこと 1|2 
							
								
									- ほだか
 
									 - ほだかかわいいな
 
										ほだかいたらいいのにな 
										一月一日、しんじゃった。 
										かわいそうだな 
										いっしょにブランコのりたいな 
										つみきもしたかった。 
										おかあさんは、ほだかのこと 
										かわいいっておもっている。 
										ふかわ先生と松お先生が、 
										おまいりにきてくれた。 
										赤と白いチューリップもってきてくれた。 
										いつも、おもいだすよ。 
										いつも、いっしょにいるよ。
									  
										穂高のお星さま
									- 空をみあげたら、
 
										お月さまといっしょの穂高の星いたよ。 
										きれいだった。 
										一番明るく光ってた。 
										お月さまといっしょでよかった。 
										「ほだかー」 
										大きな声で 
										ママと名前をよんだ。
								  
								
									 
										月下美人
									- 10月20日、夜さいた。
 
												月下美人いいにおい。 
												「ほだかの手術の前の日に、 
												さいたおはなだよ。」と 
												ママがいった。 
												白くて大きくていいにおい。 
												朝みたら、もうしぼんでた。 
												もう1かい、さいてほしいな。
								  
							 
							
						 
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